整備士日記

日々の整備士ライフを日記付けます

2月25日 シガーソケット点検

シガーソケットが使えなくなったと入庫

 

今回はシガーソケット本体不良でした!

シガーソケットがつかえなくなった故障箇所は大まかに3箇所に分けられる

 

点検方法

本来は配線図を見て診断していくが

私の経験上6割ヒューズ3割5部シガーソケット本体5部配線になる

今回はヒューズから点検

 

ヒューズの点検方法

ヒューズが何番かか調べる

ヒューズBOXの近くに記載されているか車のオーナーズマニュアルのヒューズで索引し調べる

何番かかわかったらヒューズをラジオペンチなどで抜く

ヒューズが切れてる場合

ヒューズを新品に交換しシガーソケットが使えるか点検、ヒューズがまた切れないか点検

 

ヒューズが切れてない場合

シガーソケットのカプラを抜きプラスマイナスでテスターを繋ぎ12ボルト表示されるか点検

 

12ボルト表示された場合

シガーソケット本体の不良になる

 

12ボルト表示されない場合

カプラをシガーソケットに繋ぎ配線の点検

カプラのプラスとボディアースで12ボルト来てるか点検

 

12ボルト表示された場合

カプラのマイナスとボディアースで点検

 

12ボルト表示された場合

アース不良となる

 

上記以外の場合は配線図を見ながらの診断になる

2月23日 エンジン始動時ガラガラ音

エンジン始動時 数秒間ガラガラ音がすると入庫

朝一確認するとエンジンの中上部タイミングチェー側から音がしている

 

カムシャフトに付いている部品と判断

 

作業時間4時間半程かかった

 

交換後何回かエンジン始動チェックをしたが音はしない

また数日間様子を見ようと思う

 

 

2月18日 ブレーキ点検 引きずり

点検時車体をリフトアップ

 

右前ホイールの回りが重い

パッドが左前より残量が少ない

キャリパーのボルトを外しパッドをとりハブの回り具合を確認    結果回りが軽い

キャリパーのピストンを戻そうと試みる 戻りが悪い 固い

 

上記の結果からキャリパーの引きずりと判断

 

キャリパーを分解してみる

ピストンが錆て凸凹になってる 

キャリパー本体の錆は酷くない

 

処置

左右キャリパーオーバーホール

キャリパー錆落とし 洗浄 ゴムのシール類交換 

ピストン交換

整備士日記

2月12日

お客様からの要望

右前あたりから段差時カタカタ音

 

音の確認は基本お客様と一緒に確認しないといけない。

何故かと言うとお客様が気になってる音と僕らが確認して鳴ってる音と食い違いが起きるとお客様が不満に思いクレームになる事があるからです。

 

しかし今回は一緒に確認できませんでした。

僕1人で試走したところ運転席ピラーの辺りから段差じカチっカチっとかなり音がする。

ピラーのガーニッシュを外してみたのですが全然わからない。

ノイズチェッカーを使い診断。

室内からでは無いと判断。

運転席ドアを開けたところにフェンダー取り付けのボルトがある。そこを診断。

ノイズチェッカーがバチバチ反応する。ビンゴ!

ボルトを取り外しねじ山とフェンダーとボディの合わせ面をグリスアップ。

その後音はなくなった

 

返却時お客様と同情確認

音がしなくなったと喜んでいただけた。